モルドバワイン専門店を謳っておきながら、おすすめワインの販売を少しずつ始めようと思います。。。
と言ってもシャンボール・ミュジニーばかりですが・・・。
モルドバワインと併せてお買い上げ頂ければ幸いでございます。
よりニッチ、店主の趣味趣向が色濃く反映する店舗となっていくかとは思いますが、
今後もB.storeお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
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モルドバワイン
弊社直輸入直販!!
ヨーロッパの南東ルーマニアとウクライナの間にある、人口380万人の小国『モルドバ共和国』
ボルドー、ブルゴーニュと同緯度で葡萄栽培に最適の風土。
葡萄は7000年前から自生しワイン造りの歴史は5000年にも及び、ギリシャ、ローマの支配下でワイン造りがさかんとなりました。
モルドバワインはロシアのロマノフ王朝に愛されたワインとして有名で、19世紀にはパリ万国博覧会での赤ワイン部門の金賞受賞、仏王室や英国王室へのワインの供給、その後も多くのワイン博覧会での各種メダルの受賞などによって高品質であることが証明されています。
赤ワイン
白ワイン
ビンテージワイン
アイス、貴腐ワイン
生産者別(モルドバ)
左より
『プルカリ社』
『ディオ二ソス・メレニ社』
『クリコバ社』
のいずれかを選択してください。
プルカリ社
プルカリはモルドバの南東部プルカリ村にあるワイナリーです。
ドニエストル川に向かうなだらかな傾斜地と独特の粘土質の土壌、そして黒海からのやさしい風が冬の寒さと夏の暑さを緩和して独特の香りと味わいのワインを造ってきました。古くは、1878年のパリ万国博覧会のブラインドテイスティングでプルカリの赤ワインが見事に金賞を射止め、モルドバが一躍ヨーロッパの王室に知られるきっかけとなり、ロシア皇帝ニコライ2世、イギリス国王ジョージ5世、ヴィクトリア女王のセラーにも置かれました。

モルドバとお隣ルーマニアでも売上No1のオススメ生産者です。
ディオニソス・メレニ社
モルドバの中央地域にあるワイナリーです。
ロマノフ王朝がご用達していた地区で黒土と石灰岩の恵まれた土壌と洗練された醸造技術により、海外での高い評価を受け、数々のコンテストでの受賞常連となっています。
「世界のワイン1000本」の認定ワインやIWSCでのメダル受賞が実力を裏づけています。
ヴィンディクム社
モルドバの中央地方で栽培された高品質のブドウを使用し近代的な醸造ではなく古き良き伝統を今に伝えるワイナリー
クリコバ社
モルドバの中央地域にある世界的にも有名なワイナリー。
ビンテージワインとスパークリングワインが有名で地下50〜80mに延60`以上広がる天然のワインセラーは世界最大級、400万本を超えるワインが眠っています。
お得なセット(モルドバ)
シャンボール・ミュジニー
フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区にある村、シャンボール・ミュジニー。
何故こんなにもシャンボール・ミュジニーに惹かれるのか?虜になってしまうのか?
ブルゴーニュの赤ワイン中で最もやさしくエレガントな赤ワインは他にないと思います。
この村のワインは芳香性に富み、しなやかで女性的、その美しさは形容しがたい。
良質なシャンボール・ミュジニーを呑んだ時に"ニヤッ"としてしまう、
あの感覚を是非とも体感してみて下さい。
アラン・ユドロ・ノエラ
珠玉のテロワールと血筋のよさから生まれる飲み応えのあるワイン。

10ヘクタールに上るドメーヌの区画はフェルマージュがほんのわずかあるだけで、ほとんど自家所有。当主アランの伴侶オディルはかつての名門ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘にあたり、リシュブールを始めとするグラン・クリュなど、1960年代半ばにドメーヌを設立する際の柱となるアペラシオンを持参した。

区画はクロ・ド・ヴージョをはさんでシャンボルミュジニー側にあるにもかかわらず、その風味はヴォーヌロマネに通ずるものを感じさせるワインで、ヴージョのテロワールに関心のある向きには非常に興味深いアイテム。

生まれるワインはピノ・ノワールらしい透明感を感じさせながらも濃厚な色調に、各構成要素が十分に抽出された、強い風味の集中力を感じさせてくれるもの。リシュブールやロマネ=サン=ヴィヴァンなどのグラン・クリュは言わずもがなだが、シャンボルやヴォーヌロマネといった一般的にエレガントなタイプを生むアペラシオンでも、しっかりとした芯のあるワインに仕上がっていて、長期間の熟成も可能。
クルティエ・セレクション
ルー・デュモン社全面協力によってお届けするブルゴーニュの新ブランド
「クルティエ・セレクション」

このセレクションは、ブルゴーニュの有力クルティエ達とタイアップし、彼らが見つけてくるコストパフォーマンスの極めて高いワインを“シュル・ピル”(ラベルを貼らないビン販売)によって買い付け、共通ラベルを貼ってお届けするものです。

クルティエとは、フランスのあらゆるワイン産地で活躍するワイン仲介業者で、ほとんどは一匹狼の仕事師です。ブルゴーニュには公式登録者で約70人おり、それぞれの“縄張り”におけるあらゆるぶどう栽培家やドメーヌを熟知した上で、生産者からネゴシアンへのぶどう・果汁・樽・ビンでの販売の仲介をしています。腕一本で勝負する彼らの世界は浮き沈みも非常に激しく、一度でも不味いものを紹介したらすぐ噂が立って明日から廃業という、まさしく真剣勝負の世界です。

彼らが総力を挙げて紹介してくれる掘り出し物を、日本人としてはブルゴーニュワインに最も造詣が深いと思われる仲田さんの協力も仰ぎながら、ご案内してまいります。また、ビン買い時のチェック、ラベル貼りなどもルー・デュモンで行います。
ジュリエット・シュニュ
Louis Chenuのお姉さんの方ジュリエットは、昨年春、かねてよりクルティエとして活躍していた旦那さんと共にクルティエ会社を設立し、彼女自身もクルティエとなりました。そして、彼女達が“ビン買い”するワインのうち特にコストパフォーマンスに優れたものを、2008年3月より「Juliette Chenu」ブランドで発売開始するはこびとなりました。

 ブルゴーニュにおける昨今の価格上昇の大波の中、純粋に対価格でのワインの品質に着目する時、クルティエ達がそのディープなネットワークから掘り出すビン買いワインの価値がかつてないほど高まっていることは、弊社企画ブランド「クルエィエ・セレクション」発売の折にご案内した通りです。

 クルティエという職業は、味覚はもちろんのこと情報力・行動力・交渉力といった己の腕一本で勝負する世界ですが、ジュリエットの旦那さん、ブノワ・ブリュオは際立って良い腕です。もともとプロのクルティエを目指していた彼は、まずフランス国内の業界関係者やワイン愛好家必携の骨太の業界紙「Guide Amateur de Bordeaux」誌の発行元Bottin Gourmand社に5年間勤務し、その後シャブリのフロモンでドメーヌ運営の実際を体得。その間、ブルゴーニュ中に深いコネクションを構築し、2006年にクルティエとして独り立ちしました。

 一方、奥さんのジュリエットは、2004年に家業のLouis Chenuを継ぐまで、5年間ローヌで働きました。インターローヌ(輸出振興協会)に勤務した後Château de TrignonとDomaine des Senechauxで営業部長を務めるなど活躍し、その間、ローヌに幅広い人脈を築きました。また、また販売担当としてLouis Chenuを運営するようになった後も、その社交的で姉御肌的な性格もあってブルゴーニュ中の生産者と交流を広げてきました。

 2007年6月12日、夫婦はクルティエ会社SODIVEXを設立し、本格的にクルティエ活動を開始しました。(Louis Chenuの販売も引き続きジュリエットが担当しています)。
「Juliette Chenu」のブルゴーニュ・セレクションでは、シャンボールやヴォーヌ・ロマネといった「クルティエ・セレクション」のネットワークではなかなか出てこないような最人気のAOCやヴィンテージがどんどん出てきます。「クルティエ・セレクション」ほどの低価格ではありませんが、十分にコストパフォーマンスの高い価格で、酒質の安定した、高品質のワインを選りすぐって紹介しています。

 ローヌの方は、もっぱらジュリエットによるセレクションです。「私はローヌに育ててもらいました。ローヌには販売に苦戦している生産者も多く、彼らの販売の手助けをすることで少しでもローヌに恩返ししたいという思いもあります。ただ、そのためにも、品質とコストパフォーマンスには妥協しません」。

 キュートで上品なラベルは、Louis Chenuのラベルと同じリヨンのデザイナーが手がけました。
 「ブルゴーニュもローヌも、ワインは必ず2人で試飲して決めます」という2人の愛情も込められた、今の時代ならではのプロフェッショナル・セレクションです。
ショーヴネ・ショパン
今や伝説となってしまった感もあるが、ニュイの南、コンブランシアンの村で名手として鳴らしたドメーヌ・ショパン=グロフィエの当主ダニエル・ショパンが引退したのは90年代の終り。その地所を引き継いだのが、ダニエルの長女と結婚したこのドメーヌ・ショーヴネ=ショパンのユベール・ショーヴネ。

40代のユベールが、以前から所有していた区画とダニエルからの地所、合わせて16ヘクタールと広めのドメーヌを切り盛りする。畑においては芽掻きとヴァンダンジュ・ヴェールトをしっかりおこない、収量を抑えるのが義父譲りのやり方で、グラン・クリュからレジオナルまで合わせての平均は、ヘクタール当たり40ヘクトリットル前後という低さ。

植えられているぶどうの樹齢も総じて高い。グラン・クリュはクロ・ヴジョーのみだが、シャンボル側のクロに接する中ほどの0.4ヘクタールは、義父ダニエルが1960年代半ばに手に入れた平均樹齢50年を数える区画。他に、ニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュではアルジラが40年ほどで、ミュルジェは半分が50年にもう片方が20年、トレにいたっては80年以上の超老ぶどう樹が植わっている。加えてヴィラージュの区画、ニュイのシャルモットは1927年と1947年という植え付け。

またドメーヌで最も生産量の多いコート・ド・ニュイ・ヴィラージュは5ヘクタールの広さで、ニュイの南、プレモー、コンブランシアン、コルゴロアンの3ヵ村に分かれてあるが、植えられているぶどうの樹齢は10年から70年に達し、平均でも40年以上のヴィエーユ・ヴィーニュとなっている。ワインの醸造、瓶詰めは別々におこない、日本向けはコンブランシアンの区画から。

ワインは全体に柔らかでバランスのよい、艶やかな味わいのもので、フィルターをかけないため、その果実の奥にはタンニン、酸などの構成要素も十分に保たれていて、長期の熟成も可能であることをうかがわせる。そしてグラン・クリュやプルミエ・クリュだけでなく、ヴィラージュやレジオナルにも上記のキャクターはしっかりと備わっていて、ショーヴネ=ショパンの味わいを気軽に愉しむにはピノ・ノワールがお薦め。

その酒質の割にまだ知名度の高くないショーヴネ=ショパン。他の著名なつくり手と較べると価格も低めに抑えられていて、今まさに飲み頃といえるドメーヌである。
ティエリー・モルテ
ブルゴーニュでは、親子、兄弟、従兄弟どうしというように親族間のつながりの強いドメーヌが数多いが、このモルテ兄弟、体形や醸しだす雰囲気は異なる。亡きドニが小太りなのに対し、ティエリーは中肉中背、眼鏡をかけた姿は学校の教師とでもいえるような風貌で、訥々とした語り口ながら、しっかりと持論を展開する。ワインもそれぞれの個性同様、全く別のタイプと思いきや、そのしっかりした果実味には兄ドニに共通するものが感じられ、華やかさも十分備わっている。

兄ドニが畑を最重要視するのと同様、ティエリーもこまめな手入れに精を出し、当然、除草剤等は用いず自然な栽培をおこなっていたが、2007年より耕作は完全にビオロジークに移行した。
ディジオイア・ロワイエ
2年ぶりの、再登場です。生産量が極めて少なく各国で奪い合い状態が続いているため、蔵出し価格が上昇せざるを得ず、輸入を見合わせておりましたが、2年越しの包括的なパートナーシップ交渉がまとまり、価格も下げてくれました。

3代目ミシェル・ディジオイアが1999年にドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始。翌2000年ヴィンテージから英ベリー・アンド・ブラザーズが取り扱いを開始したことによって一躍脚光を浴びた彼のワインは、ミッシェル・ベタンをはじめとする多くの現地ワインメディアから、「極めてシャンボールらしいスタイル」と評されます。

いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負担を軽減するために1965年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、緻密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。

「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといってもいい」。ドミニク・ル・グエンと並び称される、シャンボール新世代のトップランナーです。

所在村 Chambolle-Musigny
醸造家 Michel Digioia
所有畑面積 3.5ha
ドメーヌ継承年 1999年
栽培における特記事項 厳格なリュット・レゾネ。化学肥料、除草剤、殺虫剤等は一切使用しない
醸造における特記事項 バイブレーション選果。天然酵母のみで発酵。赤ワインは木製開放槽で発酵。赤ワインはノンフィルター
デュジャック
その人気の高さ故、常に入手に苦労するデュジャックのワインだが、栽培、醸造の基本は以下の通り。無干渉主義をモットーとするセイスは、畑においては除草剤、化学肥料の類は使用せず、除梗も年によるものの基本的におこなわない。新樽は非常に軽い焼き加減のものをグラン・クリュにほぼ100パーセント、プルミエ・クリュで8割前後、そしてヴィラージュでも7割という高い比率で用いる。その後オリ下げのみでフィルターはかけない。

生まれるワインは色こそ決して濃くないものの、強すぎることのない果実味と、エレガントさのなかに複雑さも合わさる味わいで、若いときから十分に愉しめるバランスのよいもの。とはいえ熟成も当然可能で、それなりの年のものであれば20年前後で優美な液体へと変身する。
ヴァンサン・ジャニアール
ヴァンサン・ジャニアールは、レミ・ジャニアールの弟(8人兄弟(!)で、レミが長男、ヴァンサンは5番目)です。2004年に父のドメーヌを継承したレミと異なり、ヴァンサンは1983年には家を出て、ドメーヌ・ポンソ、ベルナール・セルヴォー、ベルナール・アミオなどで修行を重ね、2000年に自らのドメーヌを興しました。

継承する畑をまったく持たなかった彼は、小さな区画を少しずつ買い増しながら、フェルマージュやメテイヤージュを細かく活用して徐々に畑を拡げ、現在は44もの小区画でぶどうを栽培しています。

「モレは面白いテロワールで、ジュヴレ・シャンベルタンのストラクチャーと、シャンボール・ミュジニーのフィネスや優美さを兼ね備えているようにも思えるし、また、豊富なミネラル分も大きな特徴だと思います。何年モレのワインを造っても、私自身、興味は尽きません」とはヴァンサンのコメントです。また、「できるだけ多くの人に楽しんでいただけるよう、できるだけ低価格で販売したいのです」というその言葉通り、彼のワインはブルゴーニュのドメーヌとしては屈指のコストパフォーマンスを誇ります。

「ジュヴレ・シャンベルタン村吹奏楽団」(あるんです!団員40名)でトランペッターとしても活躍する、芸術家肌の男でもあります。


所在村 Morey-Saint-Denis
醸造家 Vincent Jeanniard
所有畑面積 4.67ha
ドメーヌ継承年 2000年
栽培における特記事項 厳格なリュット・レゾネ。殺虫剤は一切使用しない
醸造における特記事項 天然酵母のみで発酵。除梗100%。清澄はせずフィルターを通してビン詰め。新樽は使用しない
ブリュノ・クレール
最小限の有機肥料とこまめな手入れでしっかり管理されるドメーヌ。
しっかりとトリを付した果実を用いる赤は、どちらかというと濃い色調ではあるものの、つくりに頼るようなところはなく、ぶどうはごく自然にワインに変身する。低温浸漬などはおこなわず、年にもよるが100パーセントの除梗はせず何割かは茎を残す。開放の木製発酵槽で野生酵母によるアルコール発酵は2週間から3週間におよび、日に数回にわたるピジャージュで色素と構成要素の抽出を図る。また新樽の割合は高くなく、ミレジム、銘柄にもよるが2割から5割ほど。

植えられているのは平均で30年前後と安定した樹齢のウイルス・フリーのぶどう樹。
ヴィラージュ・クラスの立地も上々でシャンボルのレ・ヴェロワーユもボンヌ・マールの上部。
テロワールを反映し、素晴らしい仕上がりを見せている。
ミシェル・グロ
グロ家の歴史は、家系としては1500年代まで遡ることができる由緒ある家柄だが、ワインに関係するのはミシェルの5代前、アルフォンスから始まる。ラトゥール家の娘と結婚したアルフォンスはヴォーヌ=ロマネに居を構え、その息子ルイ=ギュスターヴは1800年代後半リシュブールを購入するなど、地所を徐々に拡大。ルイ=ギュスターヴの跡取りジュールには2人の息子があったが、ひとりは第一次世界大戦で亡くなり、残ったルイがドメーヌを相続、内容もクロ・ヴジョー、グラン・エシェゾーを擁するまでになる。

このルイの息子がジャンであり、他に3人の兄弟がいた。兄と妹はドメーヌ・グロ・フレール・エ・セール、2人には子供がなく現在はミシェルの弟、ベルナールがドメーヌを運営。弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、後に娘のアンヌとともに経営にあたり、ドメーヌ名もアンヌ・エ・フランソワ・グロとしたが、現在はアンヌが父フランソワから全て引き継ぎ、名前もドメーヌ・アンヌ・グロとなった。ミシェルには妹もいるが、彼女アンヌ=フランソワーズはポマールのドメーヌ・パランに嫁ぎ、自身が相続した畑からのワインはドメーヌ・A-F・グロの名称で生産。

1995年ジャンは引退して、息子ミシェルがドメーヌを継ぎ、正式にドメーヌ・ミシェル・グロが誕生した。先代ジャン・グロ時代に生み出された銘酒の数々が今にいたるドメーヌの威光の礎となっている訳だが、実際にドメーヌの運営をおこなっていたのはジャンの妻ジャニーヌである、加えてその優れたワインを生んできた。
1980年代半ば以降のドメーヌ・ジャン・グロとしての栄光の数々はミシェルが担っていたといっても過言ではないのである。
モンジャール・ミュニュレ
ドメーヌの名称ともなっているミュニュレは、ヴォーヌ=ロマネ在で高い評価を得ているドメーヌ、ミュニュレ=ジブールからで、亡くなった先代のジョルジュとヴァンサンの父ジャンはいとこ同士にあたる。ジャンは、コート・ドールの栽培家組合のトップやBIVBの要職を長年務め、その容貌と相俟って生み出すワインは力強さに溢れたものだったが、息子のヴァンサンがドメーヌを率いるようになってからは、フィネスが増した。またジャンの時代はワインをつくり上げるという印象が強かったドメーヌも、ヴァンサンになってからは畑での作業を重要視し、環境に配慮したリュット・レゾネを1990年代初頭から推し進めてきた。

樹齢は、エシェゾーのヴィエーユ・ヴィーニュで70年以上、他のグラン・クリュも50年ほどでヴィエーユ・ヴィーニュといっていい古さ。コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌにわたるプルミエ・クリュ、ヴィラージュも30年から40年と、こちらも安定した樹齢となっている。

ほどよい色調の、バランスのとれたワインは、当然ミレジメ、アペラシオンで異なるテロワールを反映した仕上がりで、このドメーヌの特徴でもある、若いうちからある種の熟成した風味を感じさせるうまみあるもの。フラッグ・シップのリシュブールを始めとするグラン・クリュでなくとも満足度は高く、フィクサンやシャンボル=ミュジニー、それにヴージョのプルミエ・クリュ、レ・クラなど、ヴォーヌ=ロマネ以外のアペラシオンの評判も上々。
ユドロ・バイエ
1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父からワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。

 私たちは2001年ヴィンテージから彼と付き合っているのですが、彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。

 いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。


所在村:Chambolle-Musigny
醸造家:Dominique le Guen
所有畑面積:8.53ha
ドメーヌ継承年:1998年
栽培における特記事項:厳格なリュット・レゾネ。除草剤、殺虫剤等は一切使用しない
醸造における特記事項:除梗100%。天然酵母のみで発酵、澱引きはビン詰め前に1回のみ
ルイ・ユエラン
今日におけるシャンボール最後の新世代、いよいよ登場です。

このドメーヌの3代目となるフレデリック・ユエランは、家業を継いだ1990年から1999年まで、本業のメカニックの仕事の傍らぶどうを栽培しネゴシアンに販売するという、いわゆる兼業農家でした。

2000年、シャンボール村栽培組合長のクリスチャン・アミオ(アミオ・セルヴェール)や、同世代のミッシェル・ディジオイアらとの邂逅を通じて「ワイン造りの面白さと奥の深さにハマってしまい」、ドメーヌ一本で行く道を選択しました。
同時に、「農薬や化学肥料ではなく、僕が、いつも畑にいて対処する」厳しいリュット・レゾネを開始しました。

「僕はグラン・クリュはおろか、プルミエ・クリュも持っていません。だから、他の造り手がボンヌ・マールにかける情熱を村名シャンボールに、プルミエ・クリュにかける手間と時間をACブルゴーニュに注いでいます(笑)」という彼は、わずか4haの畑と「シャンボール一小さい」醸造所の隅々まで、細やかに神経を張り巡らせ、ぶどう本来の力を最大限に引き出すことを極意とする、清潔でナチュラルなワイン造りを行っています。

「シャンボールらしさとは、スミレとフランボワーズの華やかな香り、そして他のどのAOCのワインよりも繊細なフィネスだと思います。僕は、ブルゴーニュらしいワイン、ピノノワールらしいワイン、そして、シャンボールらしいワインを造りたいのです」。

ワインメディアには基本的に一切出展しないという彼。実際私たちも、シャンボール村内の看板ではじめてその存在を知ったのですが、下記の通り、「口コミで自然に広がりました」というその販売先はなかなかのもので、日本にもかなり少ない量でのご紹介になります。


■所在村 Chambolle-Musigny
■醸造家 Fre'de'ric Hue'lin
■所有畑面積 4ha
■ドメーヌ継承年 1990年
■栽培における特記事項 2000年より厳格なリュット・レゾネを貫く
■醸造における特記事項 天然酵母のみで発酵。澱引きを最小限に留めた、シュール・リー環境 での樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め
■販売先 フランス国内60%(600〜700人の個人のワイン愛好家、ワインショップ、ブルゴーニュ のレストラン)、輸出40%(ドイツ、スイス、オランダ、ベルギー、日本)
■掲載実績のある海外メディア
 「ワインは音楽のように好みが分かれるもので、特定のテイスターの嗜好に左右されるのはまったくナンセンス。よって基本的に出展しません。大事なのは、実際に飲んで下さった消費者がどう感じたかということだけです」
ルシアン・ル・モワンヌ
ルシアン・ル・モワンヌは、レバノン人のオーナー醸造家、ムニエ・サウマ氏(Mounier Saouma)が1999年に設立したネゴシアン。
自らの畑は持たず、一流ドメーヌが所有する最上の畑のみで造られたワインを樽で購入し、醸造、瓶詰めを行うという、いわゆるネゴシアンスタイルでワインを造っています。
特徴としては半世紀前と同じ醸造手法に回帰している
ムニー・サウマ氏曰く「DRC醸造長のベルナール・ノブレ氏と、ピノ・ノーワルは若いときから熟成するまでおいしくなければならないという点で一致した。そのため、澱をバトナージュして成分を染み込ませるのが大切。私のワインは生きている。飲むときは1度カラフェに移して、炭酸ガスを飛ばして欲しい」
レミ・ジャニアール
モレ・サン・ドニに登場した大型新人です。もともとはジャニアール・マルセルというドメーヌでしたが、2004年、父マルセルの引退を機に7人の子供のうち長男レミと次男がドメーヌを分割相続して独立しました。

 レミ・ジャニアールは父の下ですでに20年以上の経験を積んでおり、親友のオリヴィエ・ジュアンらとも常に情報交換を重ねながら腕を磨いてきましたので、いわば満を持して登場した「ベテランの新人」です。

 継承した古樹中心の畑で実質ビオロジーのリュット・レゾネ栽培を行い、ファーストヴィンテージの2004から貫禄の出来栄え。しっとりと繊細で上品な口当たりながら、たっぷりとした果実のうまみに満ち溢れたスタイルです。特にその深いミネラルのうまみは出色で、彼曰く、「一般にはあまり言われないかもしれませんが、僕は、モレの最大の美点はミネラルにあると思っています」。

 嬉しいのはその蔵出し価格の設定で、「自分が手の届く価格帯で、自分が毎晩飲みたいと思うワインを造りたいのです」というその言葉通り、彼のワインはモレ随一のコストパフォーマンスを誇ります。

所在村 Morey-Saint-Denis
醸造家 Remi Jeanniard
所有畑面積 6.1ha
ドメーヌ継承年 2004年
栽培における特記事項 厳格なリュット・レゾネ。化学肥料は一切使用せず。妥協のない剪定によって収穫量を低めに抑える
醸造における特記事項 醸造所は2005年の新築。天然酵母のみで発酵。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。樽熟成期間は12ヶ月と短め。
ロブロ・マルシャン
シャンボールの新人がまたひとり、大きく開花しました。
 2001年、醸造学校を卒業してすぐにドメーヌを継承し、本格的に自社ビン詰めをはじめたフレデリック・ロブロは当時24歳。若かった彼に、親身になって栽培・醸造両面でのアドバイスをしてきたのは、クリストフ・ルーミエとドミニク・ル・グエンでした。2004年、「クリストフとドミニクに説得されて除草剤と殺虫剤を撒くのを止め、畑仕事の時間を3倍にしました」。

このドメーヌは毎年訪問して試飲していましたが、2008年秋に2006年ヴィンテージを試飲して、あまりの変貌ぶりにぶったまげ、即契約を結びました。蓋を開けてみれば、シャンボールやヴォーヌ・ロマネのプルミエクリュのみならずエシェゾーまで所有している1900年創業の老舗でした。
 「尊敬できる先輩たちと腕を磨き合いながら、僕自身のシャンボールのスタイルを確立したい」(フレデリック・ロブロ)。
 「僕の結婚式の幹事もやってくれた(笑)、とにかく真面目でいいヤツ。廃業するドメーヌが増えてきている我が村にあって、もっとも若い世代の造り手として大いに期待している」
(ドミニク・ル・グエン)。
 まだ無名ゆえの、異常なコストパフォーマンスの高さにもご注目下さい。

■所在村 Chambolle-Musigny
■醸造家 Frédéric Roblot
■所有畑面積 8ha
■ドメーヌ継承年 2001年
■栽培における特記事項 厳格なリュット・レゾネ。除草剤、殺虫剤は一切使用しない
醸造における特記事項 除梗85〜90%。天然酵母のみで発酵。一部木製開放発酵槽を使用
■販売先 ヨーロッパの個人の愛好家がほとんど。フランスのレストラン
冷涼ワイン(公式)
偶然か必然か、なんの因果か当店で冷涼ワインの販売を始める事に。
以下、プロヴィナージュ田中氏談

「そもそも、何を持って冷涼ワインと呼ぶのか?」
 という疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃることでしょう。
 そこで色々と思案しましたが、小難しい事を羅列するのでなく、
 シンプルで判りやすいものの方が良いだろうという事で下記の通りとします。

冷涼ワインとは
 「味わいの基軸を成すものが果実味ではなく、上質なミネラルと酸に由るワイン」
                                     プロヴィナージュ田中
 
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